【後編】約30年前のアルファロメオ・スパイダー・ヴェローチェ車検初体験記
車検が無事終わり、大きな問題という問題もなく快適にドライブして戻ってきました。
今回の車検でやっていただいたことは一通りの定番もの以外だと、
- プロペラシャフト周りのフロントカップリング交換
- エキゾストパイプ排気漏れ修理
- リアマフラー腐食外れかけ交換
が主で、費用も見積もりとほぼ同じでした。
予防整備は最低限という方針で維持するコストにはやさしく、明らかに壊れそうな所やまずいところを直してくれるという方針説明で、安心感を得て次の2年に向けてスタートを切れました。
いつ壊れるか?と心配してばかりだと楽しく乗れないから、「また直せばいいか」くらいの軽い気持ちで乗らないと所有しても楽しくないという、メンタルも改めて大事だなとわかりました。整備店の懐の深さと頼りにできると思える信頼感も大事ですね。
車検点検の中でパワステホースとガソリンポンプの劣化があったので、次回以降に交換してもいいかもと助言をいただきました。 もし、オイル漏れ(地面に落ちたり臭いがしたら)がしたら早めに言ってくださいねとのこと。
引き渡しの小話をしている時に多方面からの駆け込み事例を聞いて、面白かったです。頼られるという事は信頼と実績の賜物です!
また、持ち込みパーツも2割くらい工賃が高くなってしまうけど、引き受けてはくれるそうです。 そんなにパーツ代が高いものと市場に存在しないパーツでなければ、わざわざ持ち込みでお願いすることもなさそう。 (普通に考えればわかることですがお店側でパーツ保証ができないので推奨はあまりしていないようです)
この調子でいけば、もう一回車検を通すのも難しくなさそうです!
マフラーと日常の扱いについて
車は月に一回みたいな乗り方ではなく、頻繁に動かした方が車にとっていいそうです。 週一回の近所にスーパーに往復15分程度の運転だと、冬場にマフラーに水が溜まって腐食に繋がるそうです。
30分くらいドライブしマフラーが暖まって水が蒸発するくらいがちょうどよく、バッテリーにとってもいいとのこと。
日常的な稼働としてエンジンとバッテリーの事は気にした事がありましたが、マフラーの事は全く考えてませんでした。
高速道路でぐわーっと走るのも車にいいそうです。第三京浜をよく走るので、実は車にとっていいことをしていたのかもしれないです。
忘れてないか?
そう、この車を買った販売店の事を。 あれだけあった数あるトラブルを真摯な対応で修理対応にあたってくれた整備士さん。
高速を乗り継いで2時間かかるという距離の壁さえなければ、お願いしていたかもしれません。 年齢で言えばガラージュさんとは親子ほどの差がありそうですし、個体の経験値で言えば歴然とした差があるでしょう。
でも、なぜか話をしていると車に対して探求心というか客への応対は通じずるものがありました。 整備士さんと会話って実はそんなにした事がないのですが、みなさんこんな感じなのでしょうか。
機会さえあれば、またお世話になったりご挨拶にいきたいです。 (ふたつのお店をいったり来たりはなかなかできないですが...)
いい方にしか巡り合っていないかも知れないのですが、整備士さんは職人なのでこんな感じの方が多いのかも知れないですね。
フォト
腐食してボロボロになったリアマフラー
取り換えたリアマフラー接続部のガスケット
取り換えたエキゾストパイプのガスケット
割れてしまっていたフロントカップリング
ありがとうございました。またよろしくおねがいします。